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ゲイ高校生の日々
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2007.02.28。ペニスのブツブツについて……
病気ではないらしいから、とりあえずOK


最近気づいたのですが、自分のペニスの亀頭(きとう)の周りに小さなブツブツがあるなぁ、と。風呂で体を洗っていたときに判明しました。突然できたものではないと思います。しかし、まじまじと自分のペニスを観察することはなかったので、それほど気にしなかった(てか知らなかった)のですが…見れば見るほど気がかりなブツブツです。

病気かな?と思いましたが、親に相談もできないので自分でネットで調べると、とうとうこの「ブツブツ」の名前が判明しました。
その名も、フォアダイス!

病気でもなければ、害も無いらしいです。よかった…ただ、どうしても気になる人には治療が用意されていて、レーザーなんかで除去可能とのこと。治療費は30000円くらいが相場らしいです。
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200702.28。お金について

こんなこと書くと、身元が知れる可能性があるのですが・・・最近、近所に新しくマンションが建ちました。
とても綺麗なマンションです。新品だから当たり前だけど。でもちょっとビックリしたのが、すごいスピードで建っちゃったってことなんです。本当にすごいスピードで建設が進みましたね。「あっ、なんかはじめたな」と思っていたら、「えっ。もうこんなに高くなってる」、そして・・・「はやくも完成間近かあ」、という感じで。

前の記事で明らかにしたように、僕は独身を貫く所存でありますから、たぶんマンションで『豊かなゲイの一人暮らし』を送ります。ですが、マンションとなると、やはり気がかりなのが「安全」ですよね。姉歯建築の耐震強度偽装発覚を皮切りに、次々と大型建築物の強度問題が浮かび上がってきました。最近では、アパホテルでも耐震強度不足が判明して、あの時は化粧グチャグチャにして泣きながら謝罪会見した女社長さんが気の毒でしたね。

そして近頃思うのが、規制緩和の影響を受けたバス運転手の過重労働が原因の事故や、さっきも言ったマンションの耐震問題、そういうのを見てるとやっぱり安全ってタダじゃないんだってことです。お金も、払うべきところには払うべきなんですね。マンションなんて、内装は後でどーにでもなるんだから、せめて基礎や枠組みの頑丈さだけは200%くらい確かなものにして欲しいです。バスだって、自分の命を預けるのだから、少し高くても少し休憩が多くても、そっちを選択すべきなんだと思います。

ところで、運動不足の解消に市営のプールに通っているのですが、ある日プールの受付を見ると、一人のオバちゃんが職員の女性にキレているんです。しばらく眺めて分かったのが、どうやらそのプールは障害者の人は無料で利用できるという制度があるらしく、オバちゃんはその対象者ではないらしい。でもオバちゃんは、障害者も私(オバちゃん)もプールにはいれば一緒だし、障害者の人だけがタダになるのはおかしい、と主張していた模様。あきれました。プールを運営するのって、ぱっと見ただけでもスゴイお金のかかりそうなことだって分かるじゃないですか。それを変なイチャモンつけて「タダで使わせろ」ってよく言えたものだなぁって。

お金って、本当にいろんなところに使われているけど、その事実がよく見えないとき、「タダなんだ」と勘違いする人が増えているような気がします。「どうせタダなんだから」と、ケチり過ぎると、間違いなくとんでもないことになると思う。たとえば、バス事故の場合、バスに乗ったお客さんはれっきとした被害者です。これは紛れもない事実で、本当に気の毒だと思います。でも、その前に事故を起こした運転手さんも明らかな被害者で、当然払われるべき給与が払われず、過重労働を強いられていた。だから、格安料金のバスに乗るときは、「事故のリスクを負って乗っているんだ。あるいは死ぬかもしれないな。なぜなら僕の払うバス代から推測して、このバスの運転手は少ない給料で長時間無理に働いている可能性があるのだから。死んでも文句は言えないよ」、これくらいの覚悟をしておく必要があるのではないでしょうか。
2007.02.21。ある宗教雑誌の記事について。
シリアスな感じで書いてみた。

今日、二人組みの女性が家に来た。
セールスよりももっと厄介な連中だった。チャイムが鳴り、それを鳴らしたのが誰かを確認せずにドアを開けてしまったがためにこんな記事を書く羽目になったわけだが、その二人というのが、いわゆる宗教団体の人たちで、彼らの場合はキリスト教一派の布教活動をしていたらしかった。
「お母様はおられる?」と聖書を片手にした女性が言った。
「いえ、母は今外出中です。当分戻らないと思います」と僕は言った。事実、母は仕事で家を出ていたのでそう答えた。
「そうですか。ところで、坊やは聖書を読むかな?」と女は続けた。
「いいえ。まったく。開いたこともありませんね」と僕は言った。聖書?普通、高校生に聖書と縁などあるとは思えない。でもとにかく僕はその女性の勢いに押されていた。
「これ、無料で配ってるんやけど、もらってくれるかな?」と女は薄い冊子を手にかけたかばんから取り出した。「関心があったら、読んでみて」。僕がそれを受け取ると、二人は笑顔をのこして隣の家へと向かった。
ドアを閉め、鍵をかけてリビングへ戻り、僕はその冊子を眺めた。
『目覚めよ! 2007年2月 宗教の影響力は弱くなっていますか』
やれやれ、あの連中はこんなもの配るために、寒い中コートとセーターを着込んで家々のチャイムを押して回っているのか!正直あきれた。それでも少しの興味が出てきて、女性に言われたようにそれをパラパラと読んでみた。すると、中に強く興味をそそる記事を発見した。

若い人は尋ねる・・・
同性愛―どうすれば避けられるだろう

というタイトルがついた記事だった。「同性愛、どうすれば避けられるだろう」とわざわざ口に出して読んでみた。確かにそういうタイトルだ。
その記事の内容はというと、わざわざ書くまでもないことだけど、僕にとっては不愉快な気分にさせるものだった。それも強く不快にさせる。

日、何でも許容する態度が広まっているため、同性愛とはどういうものかを経験しようとする若者たちがいます。15歳のベッキーは、「わたしの学校では、自分は同性愛者だとか、同性にも関心があるという女の子がたくさんいます」と語ります。・・・・・・(中略)・・・・・・同性愛があまりにも公然と行われているため、次のような疑問が生じるかもしれません。『それは本当に悪いことなのだろうか。同性に引かれるなら、どうしたらいいのだろう。自分は同性愛者なのだろうか』。
そして、この問いに記事は聖書の引用なども用いて、おおよそこう結論付けている。
同性愛者になる要因には、”遺伝かあるいは環境か”という議論がなされているが、実際のところひとつの原因で人が同性愛者になるとは考えにくいし、そう考えるのは短絡的だ。要因はもっと複雑であろう。
原因が何にせよ、聖書が同性愛行為を非としていることを理解するのが重要である。同性愛的な欲望と戦っている人には、達成可能な目標がある。それは、そうした欲望のままに行動しないということである。同性愛は間違った根深い欲望ではあるが、聖書の助言に注意を払うなら克服は可能だ。結局のところ、どんな生き方をするかは自分で決めることができるのだ。同性愛の行いをさけるには、
一、祈ろう。
二、聖書の力は絶大であるから、聖書を毎日読んで思いを霊的に築き上げる事柄で満たそう。
三、ポルノや同性愛を勧めるものは避けよう。
四、何でも打ち明けられる友を見つけ、自分の気持ちを話そう。
最後に、あきらめないことが大事である。誤った欲望が時々生じてもあきらめず、自分が駄目な人間だとは思わないように。抑制を続ければ、やがてその欲望もなくなるであろう。

、とまあそんなところだった。

ツッコミ所は山ほどあったが、今日はそのことについては触れないでおきたい。キリがないから。それよりも、僕はこの記事中に
何度も登場する「誤った欲望」や「間違った欲望」という言葉に対して、動揺した。自分は誤った欲望を抱えて生きているのか!? という戸惑いではなく、平気でこんな言葉を紙面に載せる人たちがいるということに驚いた。しかも、これを書いた人たちは、僕に言わせればまさに確信犯だ。聖書を絶対の真実だと信じている。本当に信じているのだ。結局のところ、この記事は「どうすれば同性愛避けられるだろう」という独断と偏見に満ちた危険なガイダンスでしかない。しかも、なぜ「同性愛が間違った欲望」なのか? という説明が一切なせれておらず、その点については『聖書を参照せよ』とのことだ。
他人がどんな宗教を信仰し、その教えをどう受け止めるか、なんて正直なところどうでもいい話だと思う。ただ、何も考えずに聖書だけを信じて、同性愛者を侮辱するような行為は間違っていると思う。

信じることは、時や場合によっては大切なことだ。でも、自分の頭で考えることはもっと大事なことだと思う。この冊子を読んだ人たちには、同性愛は避けることが可能である、と与えられた「答え」を信じる前に、まずは同性愛について自分なりに考えてほしい。

ところで、チャイムが鳴ったら、ドアは来客が誰かを確認してから開けなくちゃダメだ、と今日は十分に勉強した。
RENT
2007.02.06。ミュージカル『RENT(レント)』について。
性に関係のない記事を書いてみた。


さて、何年も前の話になるのですが、大阪城ホールで世界的に有名な天才マジシャン・デビッド=カッパーフィールドのショウを観に行ったことがあります。ゴージャスにS席ですよ。高い入場料を払って、いざ誘導されるままに指定された席につくと、デビッドが殆ど見えないんです。遠くに見えるデビッドは小さく小さくなっちゃって、正直がっかりしました。デビッドの後ろには巨大なスクリーンで彼の手先なんかを映してくれるんだけど、これじゃあテレビと同じじゃねえか、と軽く怒りを覚えました。でもやさしい子だったんで、親には「すご~くよかった。ヤッパリ凄かったよ」と報告。でも当時はマジックに凝ってて、その後懲りずにデビッドのビデオを買ったりしました。
それから数年が経ち、突然、S席にもかかわらずデビッドが小さく見えるというあまりにも酷い仕打ちを受けた"仕掛け"が判明しました。なんの前触れもなく、僕宛に一通のダイレクトメールが来て、また通信教育か~と思ったら、違うんですね。なにやら「ミュージカル」の広告なんです。『RENT(レント)』っていうブロードウェイ・ミュージカル日本公演の広告。ポスターが印象的だったから中を開けて見ると、『先行予約のお知らせです』とのこと。なるほど、昔カッパーフィールドのマジック観に行ったからそれでこんなものが届くのか。あの時は、先行予約で買わなかったからあんな凄惨な目にあったということだった。まあ考えて見れば簡単なことなんだけど。
ところでその『RENT』というミュージカルが、パッと見面白そうなんです。ニューヨークのイーストヴィレッジを舞台にした色々な若者の生き方を描く、世界中で大好評を得た傑作とのこと。様々な問題を抱えた若者たちが、貧乏生活の中で愛と生きる喜びを見出していくというストーリー。
でも、デビッド・カッパーフィールドの二の舞は(>_< )イヤッ( >_<)イヤッ
というわけで、先行予約権を行使することなく、いつのまにか大阪での日本公演は終わってしまったようです。残念。

ちょっと行きたいなぁ……と考えて、結局行かなかったわけですが、かえって後悔してしまうんですね。そういう中途半端なことすると。

そういう事情で、このムヤムヤを解消するために、『RENT』のサントラCDを買っちゃいました。

ストーリもよく知らないのに、サントラ買うなんて本当はおかしいことなのかもしれませんが、とにかく欲しくなって買ってしまったんです。しかも、結構高くて3000円くらい。買い物するときはいつも慎重なのに、ちょっとばかり頭がおかしくて何の迷いも無く買いました。

でも、聴いてみれば入ってる曲はどれも最高でした!本当にいい曲ばかりで、感動です。特に、「Seasons of Love」、「You'll See」、そしてゲイのカップルが歌う「I'll Cover You」は僕のお気に入りに。『RENT』は映画化もされているらしいから、そっちでとりあえずストーリを把握したいです。『RENT』では少数民族、セクシャルマイノリティー、ドラァグクイーンやエイズなどを扱っている点も興味深いです。
20007.02.06。大人のおもちゃについての考察。
かなりきわどい話。匿名だから書けること。


近頃、「大人のおもちゃ」に関心が出てきてどうしようもありません。というのも、Yahoo!オークションが現在参加無料で、その機会に何品か落札をしてネットで買い物をすることを覚えたんです。アマゾンなんかでCDや本を買ったことはありましたが、恥ずかしながらすべて親任せだったので、自分でネットショッピングができたというのは軽く自己実現です。ちょっと成長しました。
まあ、そういうわけで、ネットでしか買えない物―例えば「大人のおもちゃ」―も遂に手中に収める術を知ってしまった、ということになりますね。やれやれ……でも、

高校生でしかもゲイという青年が、「大人のおもちゃ」を使って性欲を一人で処理するって、正直相当気持ち悪い。

マスターベーションなんか、同級生の子はだれでもしてるだろうけど、さすがに「大人のおもちゃ」使ってやってる子はいないだろうと思います(もちろん、ぜんぜん想像つかないようなことをしてそうな奴は数人いるけど)。
それよりも、「大人のおもちゃ」が欲しくなるって一体全体どうしちゃったんだろ?という疑問が沸いてきました。
それまで手でコシコシと刺激を与えて、気持ちよく射精してそれで数日は性欲に悩まされずに済んでいた。というか、いまでも現行スタイルのオナニーで十分満足してるのに、なぜまた「大人のおもちゃ」が欲しくなったのだろう?




たぶん、寂しいんだと思います。
相手が欲しいんですね。僕はもうすぐ17歳です。本当にヤリたいんだと思います。おそらく性欲の最盛期に差し掛かっている。つまり、性欲を発散するなら一人でノーマルな手コキオナニーで十分だけど、それだけじゃなくて、もっと違った種類の気持ちよさを求めているんじゃないかな、と。そういえば、公園で人目もはばからずにキスをしている男女のカップルを見たら、少し前までは「なんだ、こいつらバカだな」なんて思ってたけど、最近は自分が誰か素敵な人とキスをしているところを妄想してしまう。ドラマのベッドシーンも単なるポルノとしてではなく、まさに"Make Love"なんだなぁと違った角度で見入ってしまう。そして自分が"Make Love"しているところを想像して……「しっかりしろ、自分!」と言い聞かせる。
性欲旺盛に元来のロマンシスト気質が相まって、本当に重症のところまで来ているのかも。やばいですね。

今のところ、買えなくは無いけれども買うのは渋ってます(買い方は心得たし、お年玉もまだたんまり残ってるし……どうしよう?)。もし、買ったらそのときは報告させてもらいます。そのときもかなりきわどい記事になるかと思います。このブログもいよいよエロ専門に方向転換するかもしれませんねww
2007.01.12。結婚できない男、ゲイが考える結婚。
気づいたら、久しぶりの更新。


最近、よく気にすることがあります。それは自分の将来、とりわけ"結婚"についてのこと。高校生でまだまだ結婚するには若すぎるから、今からそんなことを心配してどうする? と思う人が居るかもしれませんが、
全然、そんなことないと思う。少なくとも、僕にとっては重要なことです。
結婚するということは、人生を大きく、それも大きく大きく、左右するものだから。結婚を発端にいろいろなことが起こります。その度々で大変でしょう。しかし上手くいけばきっと幸せな生活をおくることができるはずです。僕の両親も結婚し、二人の子をもうけ、金銭的なゆとりは減るは家は狭くなるわ……とぼやいてますが、結婚して本当に良かった、と言っています。理由は自分にもはっきりとはわからないが、とにかくなにかで満たされているようで幸せだという。
ただ、結婚の二文字は、僕にしてみればフランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、エスペラント語、宇宙語です。つまり、あまりにも関係が無いためよくわからない。正確に言えば、うまくイメージが出来ない。というのも、

僕は女性と愛して交際し、セックスする、という一連の行為(それは自然な行為なのですが)に興味が無いのです。

とくにですが、女性とセックスすることにはむしろ抵抗を覚えます。自分でも不思議なことだとは思うのですが、これが僕にとっては自然なことなのです。性的嗜好から言えば、僕は男性が好きで、セックスの相手も男性を望みます。ゲイです。だから、女性のパートナーを必要とする結婚というものには興味がない、というか出来ないと思うのです。
自分がゲイなのだということを"知った"とき、それは中学に入学した頃でしたが、少なからずも将来のことを心配しました。どこかのテキトーな女性を見つけて、結婚して、無理にでもセックスして子供作って、何食わぬ顔で良いパパをしてみるのもいいかも、と考えたこともありました(なぜか良いパパになれる自信はあった!)。そうすれば、自分がゲイであることは誰にもわからないうえ、誰もそんなことを疑わなくなります。
中学のはじめの頃は、ゲイであるということが嫌で嫌で仕方がありませんでした。気持ちが悪いとか、不自然・変だとか、そういう考えがまだ強かったのでしょう。あと、僕はわりと子供好きだったので自分の子供の顔を見たかった。そのため真剣に―俗に言う―偽造結婚をしてみようかと思いました。
しかし、今は子供の顔を見ることについては"まだ少し"ですが、自分の新しい家族を持つことに関しては諦めがつきました。ようやく決心がつきました。
僕は一生独身を貫き通すことにしました。
家族がもてないとなると、老後も心配です。ですが、それこそ長い先の話で、イメージできないのでとりあえず無視することにします。僕が独身を貫くことにした大きな理由は二つです。
①女性とセックスできない
②自分のプライドや世間体のために人の人生を大きく歪めることなんて出来ない。人生は一回きりで、やり直しの効かないもの。
①は自然なことだから止めようが無い。②は最近になって何度か考えたことで、「一度きりの人生がゲイだった」。ハズレくじを引いたような気分にどうしてもなってしまいますが、とにかく仕方がないのです。一度きりの人生がゲイだった、仕方が無い、ゲイなりの幸せをつかもう、そう思うのです。

よく考えれば、結婚せずに子供も作らなければ、収入がすべて自分のものになるということ、つまりずっと金銭的な制限を受けにくい自由な身分でいられるということ! そこがヒントかなぁと。

明日は用事で朝が早いのでもう寝ます、おやすみなさい。
2006.12.28。同性愛カミングアウトについて。
ブログ開設三日目。

僕は今、16歳ですが、自分が同性愛者だということを誰にも打ち明けたことがありません。家族、友人、誰にもです。ネット上に匿名で堂々と、ゲイの高校生を名乗っているわけですが、それを除けば、僕の恋愛感情や性愛、性的欲望の向かう対象がどういうわけか男性にあるという事実を知るものは自分だけ……。ノンケのふりをしてるというわけではなく、素行が普通に男っぽいので誰にも感ずかれずに今に至ります。小学生の低学年頃は、極たまに「オカマ」と言われたことがありました。しかし高学年、中学と上がるにつれて、男友達と遊んでいるうちに自然と男気が増していき、外見では完全な男だと思います。周りの男子との違いはというと、ファッションへの関心がやや強いことや、運動系よりも文科系のエンターテイメントに感興をそそるといったところです。まあでも、あまりに本当にフツーの男子高校生しますね。

当然、お年頃のなので恋人が欲しい。素敵な恋がしたい。でも、出会い系サイトで恋人を探すというのもなんだか怖いし、恋のはじまりにしてはあんまりロマンチックじゃないなぁと思うんです(ここで僕がロマンチストだということをカミングアウト)。やっぱり、よく顔をあわせる範囲でパートナーを見つけたい。相手が異性だったら、単純にアタックすればいい、猪突猛進に今の気持ちを打ち明けて、それで駄目なら諦めがつく。でも、好きな同性に、相手が"こっちサイド"に立っているのか否かも分からないのに、「好きです」なんて言えません……。そんなことを言えば、自分がゲイであることが"バレる"わけで、相手が"向こうサイド"の人間で告白&カミングアウトが失敗に終われば、まさに全滅ですよ。相手の受けたショックを考慮すれば、次の日からは、顔を合わせずらくなる毎日で、傷心を癒す間もなく人間関係の回復に努めなければ(自分に元気があった場合のプランA)。「昨日のことだけど、忘れるわけにはいかないかな?キレイさっぱり忘れて欲しい。また、前のように友達という関係に持ち直したいんだけど……」。プランBでは、放浪の旅に出ます。"君"を忘れるためのなが~い旅……。想像するだけで、気分が悪くなります。

はじめて恋らしい恋をしたのは僕が中一のときでした。それまでに、仲良くしていた女の子が少し気になったり、というのもあって、自分がゲイだという意識は全くありませんでしたが、"彼"に出会ってハッキリしました。「自分は男が好きなんだ、いわゆるホモ?」。
ショックでした。はじめ、認めることが出来ませんでしたが、『たぶん彼にたぶん恋をしている』が次第に、『間違いなく彼に間違いなく恋してる』に変わり、つらい日々を送ることに。"彼"について詳しく書くことはここでは止めておきますが、とにかく魅力的な人でした。スポーツ万能かつ女の子にもモテモテ。でも、中二に上がり、気づいたら諦めがついていました。なんでだろ。とにかく、そのころからオナニーという行為も知って、自分が同性愛者だということが動かぬ事実となり、認めざるを得なくなりましたwww

今日、僕が熱心にカミングアウトについて書くことにしたのは、少しでいいから知ってもらいたかった。同性愛というのはとても理解しずらいものです。ゲイを蔑視する友達がいますが、それはそれで仕方が無いことだと思います。だから、僕個人としては彼が友達でなくなるというのはありません。しかし、同性愛者への侮蔑や差別は、多くの人がその存在を「知らない」ことに起因しているように見えるのです。彼らは、身近なところにそういった人が存在している(僕のケース、そういう人は僕にあたります)、ということを単に知らないのだと。もし知っていれば、少なくとも「あいつ、絶対ホモだぜ。キモイな」なんて言葉を堂々と人前で使うというのは減ると思います。その言葉が、身近な誰かの心を深く傷つける可能性がある、ということを知っていれば。
興味深いデータがあって、
①1989年のアメリカ保健社会福祉省調査によれば思春期の自殺者のうち約30%が同性愛者を含めたセクシャルマイノリティである。
②ロンドン大学の調 査ではイギリスの同性愛者・両性愛者の3人に2人がうつ病や他の精神疾患を抱えやすいという結果が出ている。
③日本でも、同性愛者の約6割が自殺を考えたこ とがあるという研究結果があり、同性愛者の置かれた社会状況が同性愛者の精神状況に影響を与えていることがわかる。
、というもの。
親友だと思っていた人が、なんの戸惑いも無くゲイへの差別の言葉を吐いたとき、正直とても辛かった。僕は間接的に否定された。控えめに言って、彼は賢くなかった。あの時、僕が自分がゲイであることを公言し、彼に後悔させられればよかったと思う。でもそれは不可能なことだった。到底無理なことだった。多くの同性愛者と同じように、とても言い出せる状況にはなかった。たまたま僕は、日々の生活の中でナイーブさのようなものを失いかけていたおかげで、彼の発言を契機に、「僕は実はゲイでした。ずっと黙っていてごめんなさい。つらすぎるので死にます」といった遺書を残して自殺する、なんて考えは浮かびませんでした。それでも、とても傷ついた。
きっと、これからの長い人生の中でこういう事態は度々あると思います。その度々で自分はズタズタになってしまうかもしれない。生きるのことに希望を見出せず、恋人も作れずに一生オナニーで性欲をコントロールする日々が続くかもしれない。最悪な場合、どこかのガレージの中で自殺をするかも……。そんな憶測を漸次たくましくしながら、明日が今日よりも同性愛者の住みやすい世界になっていることを願い、もう寝ます。

数学の宿題が終わらない……。センターの過去問題集を解いているんですが、まだ70ページも残ってますwww
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